五十肩で来られたお客様

50代女性、左肩の違和感から1ヶ月後には痛みへと変わっていき病院を受診されたが異常なしで五十肩と言われる。

当院初診時での検査では左肩の前方挙上110度くらい。側方挙上90度くらいで痛みが発生し、力を抜いてもらって上げても上がらないので関節の癒着と筋肉の癒着が考えられます。

筋力も右と比べ低下しているので運動療法も取り入れていきます。

ただ炎症や痛みがきつい時には無理に動かすのは危険ですので施術後の判断となります。

まずは固まった筋肉から緩めていきます。

棘下筋、棘上筋、小・大円筋、肩甲下筋、大胸筋、前鋸筋、三角筋など肩の周りには沢山の筋肉が付着しています。

それらの筋肉を丁寧かつピンポイントにとらえ緩めます。

緩めた後はしっかり伸ばしていき可動域を広めていきます。

重要なのは各筋肉のポイントをしっかり緩めて伸ばすこと。

施術後は前方挙上160度くらい側方挙上も140度くらいまで回復しました。

痛みもだいぶ楽との事。

その他気になる全体のバランスも最初に見ています。

例えば骨盤の歪み、股関節の硬さ。足首の硬さ。関係ないようですが体は繋がっており体のバランスが崩れた結果どこかに負担がかかり痛み出現も珍しくありません。

何か痛めた覚えもないのに違和感から痛みに変わってきたのなら体のバランスが崩れているかもしれませんよ。

この方は左股関節の硬さがあり動きが悪い状態です。

全身もとてもしんどいと

股関節は絶対に柔らかくしておかないと不調の原因になります。

こちらも筋肉を緩め可動域調整をおこないます。

一通りはバランスを整え、動作チェック。痛みも軽減したので一旦様子を見ます。

運動は挙上時に痛みも強くなく問題なさそうなので軽い筋力トレーニングとストレッチを自宅でしていただきます。

せっかく可動域が広がったのに放っておくとまた戻ってしまうので動かせるならどんどん動かしていきます。

五十肩の痛みや運動制限は半年から長い方で2年くらいかかると言われています。

違和感を感じたら放置せずにすぐにお近くの整体院などで診てもらってください。

五十肩は難しい施術なので何となくでやってもらうのではなく、ちゃんと五十肩を専門で見ていて分かっている先生に見てもらってくださいね。

その後の経過はまたブログで更新していきますので宜しくお願い致します。

good balance yu byゆう整骨院